2007/12/15 (Sat) 自転車で「ひき逃げ」…？！

自転車でひき逃げ　中学生に重傷、中国人逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071214-00000116-san-soci

学生時代、よく親が冗談で「車を轢かんように気を付けてな」などと言っていたことがありますが、相手が自動車ではないとは言え、自転車で「轢く」こともあるんですね。。　しかし、

「京阪電鉄藤森駅（同区）の地下トンネルの歩道を、自転車で走行中、反対側から来た同区内の男子中学生（１４）が乗った自転車と衝突。中学生を転倒させて左腕骨折などの重傷を負わせ、逃走した疑い。」

相手を怪我させておいて、逃げるなんて…！　は、それはそうなんですが、それより、

なぜ、避けない？

と思いました。ニュースで報じられている程度のことしか知らないのですが、ひょっとして、
坂になった地下道を、誰も向こうから来ないと思い込んで、スピードを出して下ったら、がっちゃんこ…？　それって、

お互い様じゃん！（爆）

あるいは、
…ただ単に、お互い、譲り合いの精神がなかった？


自転車に乗っていて思うことは、避けない＆避けようともしない人が多いな～、ってこと。チキンレースのつもりなのか、ぼんやりしているのか、ふんぞり返っているのかは不明ですが、あまりにも避けない＆避けようとしない人が多すぎる！
というわけで、こちらも避けてやらなかったら相手はどうするのか、興味しんしんで実験してみることもありますが、大体皆さん、同じ反応をします。つまり、ぶつかる直前でびっくりしたように止まって、しばらく固まってしまう、と。ここでも、なぜか、すぐには「避ける」という行動にならないんですね。

・・直進、直進、ただひたすら直進。道は相手が譲ってくれるものと期待して、ひたすら直進。運悪く、相手が避けてくれなかったら、その場で停止。止まったら相手が避けてくれるまで、待ちを決め込む。だけど、どうにも避けてくれそうになかったら、、仕方ない。こちらで避けるしかない。・・
↑
なんだ、そりゃ？！

です。私からすれば。今回の事件も、お互いがもっと注意していれば、こんなことにはならなかったでしょう。でも、スピードの問題なのか、ぶつかった時の角度の問題なのかはわかりませんが、怪我をしたのは中学生の方で、左腕を骨折してしまった。適切な対応をせず「逃げて」しまったため、中国人の加害者の方が一方的に悪いように報じられていますが、元はと言えば、どっちもどっちですよね～。

相手に怪我をさせておいて逃げたのは、確かに、どう見てもマズイ行為でした。しかし、彼の場合は「強制送還」がかかっていましたからねぇ…。心情はお察しします。でも、やっぱり「不法滞在」はマズイよ～；；　
祖国の高い失業率や低賃金からすれば、日本は不況とは言え、まだまだ天国。家族を養うため、あるいは自分自身の将来をマシなものにするためには、背に腹は代えられなかったのかもしれません。でも、不法滞在はバレれば「強制送還」です。まず、二度とその国に入国できないでしょう。。そう思うと、そりゃあ～　焦りますよね。いけないことですが、逃げてしまった気持ちはわかります。ダメなんですが。

「前方不注意」ないしは「譲り合いの精神欠如」がもたらしたものは、　「骨折」と「強制送還」かぁ。なんか、空しいですね。