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時の河を漂う船頭無きニッポン丸時の河を漂う船頭無きニッポン丸
船頭多くして船山に上る。船頭無くしてニッポン丸は沈む…?!
日本の現状を憂う、憂国のニュースブログ。
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政権交代して、新聞にやたら子どもの表記が目立つようになった。例えば、民主党が掲げる「子ども手当」などで「子ども」と言う表記が使われているが、「子供」が持つニュアンスと「子ども」が持つニュアンスは、異なる。漢字2文字で表記する「子供」には、小児または小児らを指す意味しかないが、「子ども」と交ぜ書きしてしまうと「子+ども」となるが、このどもと言うのは、「複数」を表す接尾語であると同時に相手を見下すニュアンスも持っている。「子ども」表記にこだわる人にの中には、「供」はお供(おそなえ)の「供」で、子供を供え物のように扱う、人権を無視した書き方だという人もいるらしいが、実はまったく逆だ。それは「ども」をどういう場合に使うか、、 「野郎ども」「アホども」「ガキども」といった言葉を思い浮かべると、理解しやすいだろう。

同様にして、「障害者」の表記も障がい者に置き換えられつつある。初めてこの表記を見たとき、私は、難漢字だから、あるいは常用漢字ではないために、平仮名に置き換えられたのかと思ったが、「害」の字は、どちらにも当てはまらない。では、なぜかと言うと、ニュース原文の筆者は「「障害者」ではまるで“人に害を与える人”みたいではないかと、これも多分“人権派”の、ある人が思いついたものであろう」と、推測している。なるほど、といった感だ。「障害者」は「何らかの原因で心身の正常な機能が妨げられている人」ではあっても、「他人に差し障りがある人」でも「他人に害を成す人」でもない。それを間違った解釈をした挙句、隠すかのように平仮名にするというのは、ニュース原著者の言うように、「障害者のハンディに目隠しをする書き方であり、非障害者が障害者を見て見ぬふりをするのに都合のいい書き方とさえいえる」だろう。

どの漢字を用いるか、どのように表記するかは、漫然と決められているわけではない。それぞれに理由があって、決まっているのである。それを、勝手な解釈を基に変更、広めるのは、国語を破壊するのと同じだ。


参照 :
「子ども」「障がい者」 漢字が悪いわけじゃない
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091012-00000515-san-soci

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無題
八つ当たりも程々がよろしいかと・・・・・
これは自民党時代に変わったのですよ
通りすがり 2009/10/26(Mon)21:02:01 編集
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