2008/06/29 (Sun) ムガベ大統領、ナイト爵位を剥奪される

え～っと、これはそのまんまですね。ジンバブエのムガベ大統領は、イギリスのエリザベス女王から「ナイト（騎士）」の爵位を頂いていたのですが、それが取り消しになりました。いったん与えられた称号が剥奪されるなんて、離婚して王族から離れたダイアナ元妃くらいしか思い浮かびませんが、まぁ、それだけのことをやったんですからね…　仕方ないですね～。｡ﾟ(ﾟﾉ∀｀ﾟ)ﾟ｡ｱﾋｬﾋｬ

ただの「ムガベさん」だったのを、⇒ジンバブエ独立の「英雄」⇒「ムガベ大統領」にしたのは、イギリスなのに、その時の約束、「白人の農場経営者から、その時々の市場価格で農場を買い取るのは、OKよ♪　貧しい黒人農民に与えてね。」と言っていたのを無視して、白人農場経営者の土地を強奪！

貧しい黒人農民に与えはしたけど、ただ土地を放ってやっただけで、ノウハウはないから、輸出できるレベルの作物は作れず、外貨が得られないので、国は困窮。

ヤケクソになって、農民に分け与えず、親族や取り巻き連中にだけ土地を分配⇒農民には高値で売付けるようになると…　重ねて約束を破ったということで、イギリスからの資金援助は断られ、約束を破るような国だ…ということで、他の欧米諸国からも資金援助を断られ…　たのを、「イギリスのせいだ！」と責任転嫁。

すっかり独裁状態で、このまま５期目も大統領のイスは渡さない…！　と、大統領選では、対立する野党の候補を何度も不当に拘束したり、他にも野党議員とその家族、支持者らを弾圧、国内の至るところに拷問キャンプを設置するなど、精力的に選挙活動！

そんなわけで、頑張ってはいたけど、さすがに…　身の危険を案じる支持者らに説得され、野党側候補は、決戦投票の数日前に、「公正な投票は望めない」として、撤退を表明、オランダ大使館に避難　(illﾟдﾟ)ﾉｱﾜﾜﾜ・・　したのに、ムガベは「私は国民に選ばれたのだ」と思い込みたいのか、もう誰も相手をしてくれる人はいないのに、間に合わず（？）２人の名前が印刷された投票用紙で、投票を決行！

そして、ジンバブエ大統領選後の暴力行為による被害者を訪問していた、イギリスとアメリカの大使館員、計１１人を、不当に逮捕・拘束！


…ね？　剥奪を支持する理由はあっても、反対する理由はないです。ヽ( ´ー)ﾉ　ﾌｯ
ジンバブエで拷問された方のYouTubeは、こっち。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
ジンバブエ、大統領選前に行われた不当な拘束と拷問　by YouTube