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時の河を漂う船頭無きニッポン丸時の河を漂う船頭無きニッポン丸
船頭多くして船山に上る。船頭無くしてニッポン丸は沈む…?!
日本の現状を憂う、憂国のニュースブログ。
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社会・経済が発展すると晩婚、出産の高齢化が進み、出生率は下がると考えられてきたが、発展がある段階を超えると、出生率は再び増加に転じる傾向にあることが、米ペンシルベニア大学などの分析で明らかになった。ただし、この中で日本は出生率が上がらない例外的存在であることもわかった。

豊かな国は「少子化」克服、日本は例外的
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090806-00000171-yom-sci

世界各国の人間開発指数と特殊合計出生率(2005年) 読売新聞
研究グループは、05年時点でHDIが0・85以上の日米欧など37か国を調査対象とし、各国の生活の質と発展度合いを示す人間開発指数(HDI、最高値は1・00)と、1人の女性が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率との関係について、1975年から2005年まで比較した。

その結果、HDIが高くなるほど出生率は低下したが、例えば米国は76年(HDI0・88)に、イタリアは94年(同0・90)に、HDIが0・85~0・90に達したが、それを境に出生率が増加に転じるなど、一定の段階を超えると、逆に出生率は上昇する傾向にあることがわかった。

ところが日本では、05年にHDIが0・94まで上昇したものの、出生率は1・26で過去最低になった。これはなぜか?


これについて、米ペンシルベニア大学のハンスペーター・コーラー教授は、「発展に伴い、女性の働く環境や保育・教育施設が整備され、晩婚化や高い育児・教育費用などのマイナス面を補うため」本来ならば低下し続けるであろう出生率が上昇に転じると思われるが、「日本は明らかな例外。男女間格差女性が働きにくい労働環境など、複数の要因が重なっている」と分析している。



なるほどね~、そうですよね~。

日本の政治家は、いろんなお手当ての増額の話ばかりしますけど、お金があっても子供を預けられる場所がないと、働きに出ることはできません。そして、いろんな名前でお金が入ってきても、お札にまで名前が書いてあるわけじゃなし…、使うべき場所(託児所など)がないと、結局別の場所(スーパーなど)で使われるようになるだけ(要するに「若干」家計の足しになるだけ)です。

そして「お給料の格差」。日本は世界でも男女間の給与格差が大きい国だそうですが、これも労働意欲を萎えさせる要因でしょうね。とは言え、配偶者控除のこともありますが、、 でも、女性がもっと短時間で、現在と同じだけの収入を得ることが出来るようになったら…? 時間的ゆとりが増えます。働きながらでも、今よりずっと、子供と接する時間を持てるようになりますし、あるいは、ほっと一息つける時間ができます。最近は、男性も家事を手伝う人が増えたようですが、それでも、まだまだ…。女性に家庭の多くを頼っている現状では、もっと女性にゆっくりできる時間を持たせて欲しいと思います。
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